第7回シリアスゲームジャム「バリアフリー」なゲームとは?

12月の9日,15日,16日と、第7回シリアスゲームジャムが開催されました。

前回までは、普通の参加者として参加していましたが、今回は実行委員の一人としても参加できることになりました。

 

ゲームジャムの様子は、下記Facebookや紹介記事にて紹介されています。

 

公式ページ:「第7回 シリアスゲームジャム The 7th Serious Game Jam」

 

Facebook:「7th Serious Game Jam page」

 

紹介記事:「ゲームの力で世界を救え!」が合言葉の「シリアスゲームジャム」レポート。第7回は「障がい者と健常者が対等に遊べる」をテーマに6作品が集う

■無念の不参加

今回は、6チームによる開発が行われました。詳細については、紹介記事を御覧ください。

 

私も、チーム「海の幸」に加わることになりましたが、本開発直前にて、プライベートにて緊急の事態(後日記載)が出来てしまい、無念の不参加となってしまいました。

 

 

私も1日目に参加したときの基調講演で感動したことがありましたのでご紹介したいと思います。

 

■それでもゲームが遊びたい!

基調講演では、ゲームの魅力に心が打たれた瞬間でした。

 

今回、ゲームジャムに参加するに辺り、専門家のお話を聞くことができましたのでこれを紹介したいと思います。

 

作業療法士として、活躍されている八雲病院の田中栄一先生より基調講演を頂きました。

 

外に出るのも困難な状況の場合、ゲームはとても素晴らしいエンターテイメントになります。また友達と一緒に遊ぶのにも肉体的なハンディを超えて一緒に遊ぶことができます。

しかし、その病気の種類によっては、それでもハンディとなることがあります。

 

講演の中での事例として筋ジストロフィー症の子供について紹介を頂きました。

 

筋ジストロフィー症とは、一口にいうと身体の自由が効かなくなる難病指定の病気の1つです。

 

先生からの質問で、私は言葉を失ったことがあります。それは

 

プレステのコントローラーのボタンを押すのにどのくらいの力が必要かわかりますか?

 

私は、えっ!?という思いで言葉が出ませんでした。今まで考えたことがなかったのです。

 

普通にボタンを連打したり、Bボタンダッシュのように複数のボタンを同時に押したり、格闘ゲームのようにコントローラーを複雑に動かして、必殺技コマンドを入力したり、そのユーザースキルで遊ばせるゲームは多くあります。

「ボタンを押す力」

筋ジストロフィーのような障害がある場合、そのボタンを押すこと事態が苦労するということ事態、私は考えてもいませんでした。

 

田中先生は、その対策事例として、そのような方でも押せる「ボタン」というのが、イギリスのSpecialEffect社から発売されているとのことです。

 

下記動画がありましたのでご紹介します。

弱い力でもボタンが押せるようになる。ー>ゲームが遊べる!!

 

ビデオのような形でコントローラーに工夫をすることによって、一緒にゲームが遊べるようになるなんて、素晴らしいと感動しました。

 

また、全身の動かせるところを使って、遊ぶことにより、それ自体がリハビリとしても活用できるとのこと。動かせるところがどんどん広がることによって、日常生活の改善にも繋がります。

 

そして何よりも、それでも

 ゲームを遊べることを楽しんでいる

ことです!

 

私は、このような事例の紹介を頂き、本当に感動しました。

 

■ゲーム側の工夫

コントローラーだけではありません。ゲームコンテンツ側にも工夫が必要です。

 

日本では「ゲーム」「障害」というキーワードで検索すると

 「ゲーム障害」や「ゲーム依存」「鬱」

などの情報が多く出てきますが、アメリカでは、

 「ゲームを障害がある人でどうやって遊べるか?」

という情報が出てくるとのことです。

 

例えば、スーパーマリオで下記のような動きをします。

・キャラクターを左右に動かす

・穴があったら飛び越える

・ブロックを壊す

このように、同時押しの操作が多いですよね?

 

ここで、課題分析として

 「弱い力で片手で遊ぶには、どうすれば良いか?

などを検討するとのことです。

 

なるほど!確かにどうすれば良いんだろう??

1つ大きな回答事例がありました

 

 「マリオラン

 

です!!

マリオランは、片手で指一本で遊べるようにデザインされており、しかも普通にスーパーマリオを遊ぶのと何ら遜色ないゲーム性があります。

 

これも1つの「バリアフリー」の事例とも言えますね。

 

その他、

 ・弾を自動で連射できる機能のシューティングゲーム

 ・自動でシフトチャンジをしてくれるカーレースゲーム

 ・ボタンの配置を変更できたり

 ・UIや重要な画面情報の色味を変更できたり

など、オプションの設定によって調整できることは非常に大事とのことです。

 

 

ゲームをデザインする上で「バリアフリー」を考えることにより、より多くの子供たちに遊んでもらえる未来が広がるとも言えますね。

 

■次は皆さんも参加しませんか?

また来年もシリアスゲームジャムを開催できればと願っています。

次回は私も参加してゲームの可能性を広げたいと考えています。

 

ご興味のある方!

是非とも一緒にこのようなシリアスゲームを作って、1つでも多く世の中を変える第一歩にしていきませんか?

 

皆様のご参加をお待ちしております!!